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私とロシア Я и россия

東京ロシア語学院の学生です。

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全国ロシア語コンクール優勝まで③

私の通う東京ロシア語学院は、日本で唯一のロシア語専門学校です。学院に興味を持ってくださる方に少しでも情報をお知らせしたく、エピソードを紹介いたします。

※関係者の方で不快に思われる方がいらっしゃいましたら削除いたしますので、お知らせください。

少し戻りますが、私はスピーチを終えた後、来賓である日本ユーラシア協会会長からお声かけをいただきました。

「君のスピーチは素晴らしかった。」

テーマは平和について語ったもので、私は正月と、(昨年は行ってないのですが)終戦記念日に休みを取って靖国神社に参拝しています。遊就館に何度も足を運び、涙し、歴史を学びます。祀られる方々の尊い犠牲があって、日本の平和があると思うからです。感謝し敬い続け、この時代を生きたいのです。

日本における第二次世界大戦の犠牲者は320万人です。1941年の人口が概算で7200万人(総務省統計局)とすると22%、およそ5人に1人が亡くなっている計算となります。つまり、ひと家族5人につき1人が犠牲となるわけです(その時代10人家族と言った方が正しいかもしれませんが)。ソ連ではおよそ8倍の2600万人が犠牲となりました。とんでもない数です。その時代を知る人々が今も生きている現代において、ソ連・ロシアの人々のお心は計り知れません。その私の想いを認められた気がして、とても嬉しかったです。お帰りになられる際にはこちらから握手を求め涙ぐんでました(照)。学院に入学し、最初の授業は発音教程。ガリーナ先生との初めての授業で、私たち生徒がその単語を言ったとき、先生は学ぶためであっても「бомба тот(ここに爆弾)」はあってはならないこと」と言い、とても心に残りました。国と民の考えは必ずしも一致しない。

さて、コンクールをご縁に日本ユーラシア協会を知って私は会員となりました。観たかった歌舞伎やコンサートチケットが安くなるし、学院生はそもそも会費が安い。新聞が読めることが最大の魅力と言われていたのですが、情報化社会の昨今、初めはあまり興味を惹かれませんでした。しかし読んでみるととても面白い。ロシアを学ぶなら、日ソ交友のユーラシア新聞は目を通しておきたいと思います。ユーラシア協会のときめきについては後ほど。

コンクールが終わった後すぐ、ようやく表情を変えて微笑んだ山内先生と喜びを分かち合い、ハイタッチ。「先生、本当に喜んでますかー?!」と聞いたら「喜ぶのが下手なんです」と。コンクールから3週間が経過していますが未だ忘れられない名言です。日本語としておかしくないけれど、私はそんな日本語初めて聞きました。後日、何かのキッカケにハイタッチの話をしたら、山内さんがそんなことしてくれたの!?と驚かれました。先生と長い付き合いのある皆さん、そんなに驚く?と驚いて笑って、先生を注意深く観察するようになり、少しだけ胸の内を知りました。これは私の勝利ではなく、先生の築き上げた作品の勝利ですよ!応援してくれた先輩方、友達、みんなありがとう!

そして私とイリヤは、ロシアからの国際電話でインタビューを受けました。取材前に学長がロシア語で会話し、もちろん聴き取れず。まさかこれがスプートニク日本の記者さんからだとは思っていませんでしたし、その時の私には、内容など完全に上の空。早々に電話取材を終え、控室であり懇親会場へ向かいました。2年生のヨシフは私に日本語を使ってくれなくなったし、本科(昼間)の同級生ミーシャと会話し、ほかの出場者と会話する山内先生と「よく間に合った(暗唱)」と笑いあい、そっと会場を抜け、事務局に挨拶。いつメンと学長が居て、とても厳しく採点したよ!とお声かけいただきました。それは光栄です、私はとても厳しい採点からの1位なのですから!先生がどこに減点したかとても興味があり、お伺いすると丁寧に答えてくださいました。そして採点箇所の多さにも驚きました。さすが、ロシア人から”あの人は完全にロシア人の発音”と言われる人の持つ耳。

次の日は普通に授業があったので、いつも通りに会社へ行き、同じように学院へ行くと、コンクール結果が掲示板に貼り出されていました。そのポスターに事務局からの愛を感じました。表立って言わずとも、ものすごく喜んでくれている。「Я(私が)」ではなく、「Мы(私たちが)」ですからね!長々と書きましたが、これが第48回全国ロシア語コンクールの私の気持ちです。

反省は、のちの出来事。

| Японский дневник 日本語の日記 | 22:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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